ライトゲームは気軽に楽しめる釣りなので、安価なタックルで楽しめるのがよいと思っています。
私はアジング等のライトゲームでは12レガリスを使っています。
12レガリスには色違いの兄弟機14アルファードがあるので、こちらについても併せてレビューしたいと思います。
(というか、ハンドルノブ交換可以外の使用はすべて同じなので、一緒に語れちゃう感じです。)
12レガリス / 14アルファードとは
グローブライド社がダイワブランドで製造するエントリークラスのリールです。
このクラスまではハンドルノブ交換ができないのが残念なところです。
※14アルファードはハンドルノブ交換可能です。
下位機種がレブロスMX、上位機種が11フリームスです。
12レガリスの後継機は14エクセラーということで、レガリスは消滅する運命に...。
同価格帯のライバル機種はシマノの13ナスキーあたりでしょうか。
製品名 |
DAIWA 12レガリス 2004 / 14アルファード 2004GD |
巻き取り長 |
62cm |
ギヤ比 |
4.7 |
自重 |
220g |
最大ドラグ力 |
2kg |
ベアリング数 |
4 / 5 |
巻糸量 |
ナイロン:4lb 100m、5lb 80m PE:0.4号 120m、0.6号 100m |
その他の特徴 |
TD(トーナメントドラグ) デジギヤ ABSⅡ |
定価 |
10,600円 / オープン価格 |
外観
12レガリスについては何処となく12ルビアスっぽい雰囲気があります。
一方の14アルファードは04セルテートっぽいカラーリングに見えます。
ちなみに私のレガリスは月下美人MXのハンドルに交換しています。
良い点
(1)巻きが軽い
ダイワっぽく軽快な巻き心地です。
エアローターでなくても、十分いい感じです。
(2)ABSⅡスプールによるライントラブルの少なさ
ダイワやシマノのリールでしたら、ABSⅡスプールやAR-Cスプールによってライントラブルが軽減されています。
現行機種は基本採用されているので、これらのメーカーの中では差がつかないと思います。
低価格の他社リールだと、巻いている糸の量にもよりますが、バックラッシュでいらいらします。
(3)ローターブレーキ
ローターブレーキが搭載されているのはレガリスクラスからとなっています。
オートリターン機能があるリールにはローターブレーキは必須だと思います。
特にライトショアジギングでキャスト時にオートリターンされては、高切れするか最悪竿が折れます。
レブロスMXにはついていないので、そこが差別化要素かな~と思っています。
悪い点
(1)ハンドルノブ交換不可(14アルファードは可)
ハンドルノブの交換ができないのが唯一の不満点です。
私はハンドルノブは釣りに合わせて交換したい派なので、やむなく、月下美人MXのハンドルに交換しています。
その他
(1)ラインキャパシティ
4lbラインを100m巻くことができます。
アジング用途でしたらこれより細いぐらいなので、ラインキャパシティで困ることはないかと思います。
(2)耐久性
ライトゲームで使っているので、耐久性で困ることは特にないです。
2004という番手に限れば、メタルボディが必要なケースってあるんでしょうかと個人的には思います。
(3)ドラグ性能
トーナメントドラグ(TD)なので、最近のアルティメットトーナメントドラグ(UTD)と比べると滑らかさは劣ると思います。
でもそれが原因で魚がとれないというよりは、適切なドラグ設定を行う方が大事だと思います。
(4)防水性能
特に防水機能はもっていないので、海水を余るに被るような釣りでは注意が必要だと思います。
(5)重量
樹脂ボディなので、比較的、軽量です。
だからこそ、ライトゲーム用のリールとして選定したわけですが...。
総評
気軽に釣りを楽しむ人向けにはいろいろな意味でちょうどよいリールだと思います。
しいて言うならば、このクラスでもハンドルノブ交換ができると、プチカスタマイズも楽しめてよいかなと思います。