APIA(SPARTAS) 初代 Foojin'Z ネオンナイト83L レビュー

都市型河川である神崎川でのシーバスゲームで試したスピニングロッド2本目です。

シーバスゲーム黎明期に登場したロッドであるネオンナイト83L。
湾奥、都市型河川に求められるベーシックな機能を有しているはずと中古で入手しました。
最終的にはタチウオのワインドゲームで活躍していますが、このロッドについて感じたことを述べてみたいと思います。

初代 ネオンナイト83Lとは

SPARTAS(スパルタス)、現APIA(アピア)が2003年に発売したシーバスゲームのシチューエーション特化ロッドです。
村岡 昌憲氏が開発に携わった湾奥攻略に特化したロッドで、2006年には2代目が登場しています。

さらに後継製品として、Foojin'AD及びFoojin'Zでネオンナイト85LXというモデルが販売されています。

製品名 APIA(SPARTAS) Foojin'Z ネオンナイト83L
継数 2
全長 8.3ft
仕舞 -cm
自重 162g
対応ルアーウェイト 5g - 15g
テーパーデザイン ファースト
その他の特徴 チタンフレームSiCガイド
定価 39,800円

外観

ブランクスもグリップも黒色で、所々に赤色が指しているデザインです。
所々、ドラゴンの絵が入っており、中二病心をくすぐります。
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それでも、少し無骨すぎるように感じたので、私のロッドはコルクグリップに改造しています。
2018-11-16-001.JPG

良い点

(1)適度なハリ、シャープなブランクス
ロッド表記はLですが、適度な硬さのおかげで、軽いキャストで飛距離がでます。
また、キャストアキュラシーも中々いい感じです。
ルアー表記は5-15gとなっておりますが、20gぐらいなら余裕で投げられます。

(2)フロントグリップ
フロントグリップが長くなっているため、ワインドに非常に向いています。
おかげさまで、ワインドでタチウオを狙うのに重宝しています。

悪い点

(1)重い
2003年発売のロッドと古いので、今となっては少々重たい。
手返しよくストラクチャーを撃っていくことを思うと、もう少し軽いのがよいなぁ。

(2)PEライン非対応のガイド
これも発売日からしたら仕方がないのですが、トラディショナルなガイドなので、絡んだら手で外さないといけないです。
Kガイド系はルアーを動かせば、よほどひどくない限りは絡んだのがほどけたりするので、少しだけデメリットに感じます。

その他

(1)適したルアー
ほぼロッド表記通りの5-15gが適していますが、上限は20gぐらいまでは使えます。
最も適しているのはマナティ90を使ったワインド釣法だと思うんですけどね。

(2)重量
162gと重めです。最近のロッドと比べるとストラクチャーをバンバンと撃っていくのには疲れます。

(3)長さ
8.3ftと一般的なシーバスロッドよりは若干短めです。
個人的には短いロッドが好きなので、よい長さだなーと思っています。

(4)テーパーデザイン
ファーストテーパーです。かけたときにはティップが入ってくれるので、中々良いです。

(5)ガイド
ガイドはトラディショナルなチタンフレームのYガイドです。

総評

都市型河川である神崎川で使うために購入したロッドですが、もっぱらワインド釣法で使っています。
古いロッドでもよいロッドというのは、時がたっても色あせないものだなと感じています。
プロフィール

新茶
ライトショアジギング熱狂中
最近、シーバスしてます。
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