2020年1月アーカイブ

都市型河川シーバスゲーム #24

冬は釣りに行かないので、ネタがないんですよね~。
都市型河川における釣りではベイトタックルを使っており、nada. ND762MCというロッドを愛用しています。
自分の釣りには非常にベストマッチと考えていますが、他のタックルも使ってみたくもなります。

シーバス用のベイトタックルとして販売されているものの多くは8フィート以上のものです。
一方、私のタックルは7.6フィートとやや短い。
(とはいえ、バス用と比べたら長いわけですが...。)

世の多くのシーバス用ロッドが長寸であるということは、それには利点があるのだろうと思い、百聞は一見に如かず。
試しに安売りされていたメジャークラフト スカイロード SKR-B842Lを購入してみることにしました。

スカイロードとは

メジャークラフト社の中ではミドルクラスぐらいのロッドでしょうか。

メジャークラフト社から現在発売中のロッドでは、
ファーストキャスト ⇒ ソルパラ ⇒ クロステージ ⇒ スカイロード ⇒ N-ONE(エヌワン)の順で高価になります。

製品名 メジャークラフト スカイロード SKR-B842L
継数 2
全長 8.4ft
仕舞 約130cm(計測値)
対応ルアーウェイト 7g - 23g
テーパーデザイン レギュラー
その他の特徴 SICリング K&KRフレームガイド
マイクロピッチクロスフォース
定価 16,000円

外観

全体的にブラックでマイクロピッチクロスフォースの柄が特徴的です。
2020-02-11-005.JPG

全体的にはコルクとかが入っているわけではなく、派手さはない印象です。

良い点

(1)コストパフォーマンス!!
良い点は何と言っても安いことです。
シーバス専用設計のベイトロッドは需要も少ないのか、そもそも高価です。
(逆に言えば、専用設計に拘らず、バスロッドで探すのが種類も豊富でよい気もしますが...。)

悪い点

(1)Lパワーの割に固め
ロッドはスペック上、Lパワーなのですが、思ったより固めでした。
スピニングタックルの硬さのイメージでいると、ちょっと違うかなと感じると思います。
(一概に悪い点とは言えませんが、購入時に触ってみるのが重要だと思います。)

水を咬むルアーだとティップの硬さから、少し疲れるようにも感じました。

(2)少し重く感じる
キャストした感じからすると、少し重く感じます。
小場所で護岸際や橋脚際にルアーを投げ込むのに使いたいと思っていましたが、長さもあって少し難しく感じました。
恐らく、設計者の考える用途と私の用途が合っていないのだと思います。
なので、小場所でタイトにルアーを打ち込む目的では悪い点になってしまうものだと思います。

その他

(1)適したルアー
18gのメタルバイブを使ってみましたが、巻き抵抗が大きいルアーでは少し疲れました。
巻き抵抗がそこそこなミノーやバイブレーションがよいかと思います。

(2)長さ
長さは8.4フィートです。
個人的にはタイトにルアーを打ち込むには長く感じました。

(3)テーパーデザイン
レギュラーテーパーです。

(4)ガイド
SICリングのK&KRフレームガイドです。
ガイドとしてはミドルクラスとしては標準的かと思います。

総評

ベイトタックルということで、個人的にはタイトにルアーを打ち込む用途で使おうと考えていました。
ただ、8フィート台の長さは、私には取り回しが難しいように感じました。
都市型河川の釣りでは橋の下など、高さの限られる場所もありますので、バスロッドの方が好ましいと感じました。

こういう用途なら使い道があるみたいな話があれば、教えていただきたいものです。
そういう話が聞ければ、色々と視野を広げられると思いますので!!

私が最近嵌っている釣りについて、紹介させて頂こうと思います。
それは都市型河川でのベイトシーバスゲームです。
護岸が整備されているので、重厚な装備は不要で、手軽に釣りができます。

私の実力のせいか、数は出ませんが、逆に上手くなくても1匹は釣れると思います。

この記事で想定しているのは、都市部に流れている整備された護岸です。
2017-04-30-001.JPG

橋脚や護岸などの魚が付くストラクチャーを狙っていくことで、ルアーの飛距離やテクニックがなくても楽しめます。
ただ、都市型河川特有の注意点もありますので、それについては後述します。

ロッド選び

今回はベイトシーバスゲームということで、ベイトタックルに限定します。
先に述べた通り、都市型河川では飛距離を要求されないことから、バスロッドがオススメです。

色々と試しましたが、Mパワーのロッドが非常に扱いやすいです。
長さとしては、初心者の方には短めの方がコントロールしやすいと思います。
私が使ったことがあるのはメジャークラフトのコルキッシュ CKC-602MやダイワのバスX 602MBですが、何れも問題ありませんでした。

お持ちのバスロッドを使っていただいてもよいと思いますし、初めてでしたら以下のロッドが安くてよいです。


シーバスロッドのベイトタックルもありますが、8フィート台の長いものが多いので、まずはこれらがよいかと。

リール選び

ベイトリールは高価なものの方が回転性能がよく、扱いやすいです。
ただ、極端に軽いルアーを避ければ、低価格帯のリールでも十分楽しめます。

ルアーはあとで紹介しますが、10g~14gぐらいのルアーが重すぎず、軽すぎずで取り扱いしやすいです。
また、この重量ではエントリーモデルのリールでも十分に対応できます。


ベイトリールは右巻き/左巻きを変更できないので、購入時にはご注意ください。
また、同価格帯で集めましたが、微妙に糸巻量が異なっていますので、巻きたいラインに合わせて選ぶ必要があります。
ちなみにプロマックスが14lb 130m、バスXが14lb 90m、バスワンXTが14lb 110mとなっています。

ライン選び

ベイトリールでバックラッシュするとラインが切れてルアーが飛んで行ったりします。
そうなると、お財布的にも厳しいのと、都市型河川では歩行者も多く、ルアーが飛んでいったら事故になりかねません。
この釣りでは飛距離は要求されないことから、太めのラインを使いましょう。
(根がかり時にもルアー回収できる可能性が高まるので、その点でもオススメです!!)

ナイロン、フロロカーボン、PEなどの選択肢がありますが、オススメはナイロンです。
フロロカーボンは硬くて扱いづらく、初心者ではバックラッシュ多発で釣りにならないと思います。
PEラインはリーダーを編み込む必要があるため、これができるようにならないといけません。
リーダーの接続が甘いと、ルアーが飛んでいくということにもあるので、練習を積んでからでよいと思います。


個人的には14lbのナイロンラインを選択してもらうのがよいと思います。
先に紹介したリールでは何れも14lbを100m前後巻くことができますので、途中でで糸を切ることになっても、釣りを継続できます。

スナップ選び

一般的なルアー用のスナップで問題ないと思います。


ルアー選び

しっかりと泳いでくれる、ただ巻くだけで釣れるルアーがオススメです。
デイゲームは14gのメタルバイブで手早く探る。夜はミノーでゆっくりとみたいな感じでいかがでしょうか。


タモ選び

都市型河川は水面から距離があることも多いので、タモは必須です。
場所によって必要な長さは異なりますので、大は小は兼ねる意味で、長めを購入しておきましょう。
必要な長さが分からない場合には、釣具店を訪れ、店員さんに相談してみましょう。

  • タカミヤ H.B CONCEPT ラストウィニング ランガンシャフト(Amazon.com)

その他

忘れてはいけない小物類としてハサミフィッシングプライヤーも準備しましょう。
安全に釣りを楽しむためにも、ライフジャケットフィッシュグリップも欲しいところです。
特にこれじゃなければダメというものでもなく、趣味の影響を色濃く受けるので、お好きなものをどうぞ。

釣り方

都市型河川では散歩されている方等、釣りをされない多くの人々がいます。
キャストする場合には、周囲に気を付け、力まないことが重要です。
アンダーキャストでも十分に釣りは成立します。

手前味噌ではありますが、参考動画を貼っておきます。

何も考えずに、ルアーが着水したら、ただ巻くだけで、十分に魚は釣れます。
そのうち、以下のようなストラクチャーを見るとワクワクしてくるようになると思います!!
2017-05-02-010.JPG

その他、私のタックルの紹介記事を貼っておきますので、必要なものを揃えるときに参考にしてみてくださいね。
都市型河川シーバスタックル紹介(2018年版)
シーバス用タックルバッグ紹介

DAIWA I'ZE FACTORY STEEZ SV 105 スプール

2019シーズン中に購入した釣具の紹介シリーズです。
STEEZ SV 105 スプールですが、TD-Zに使う目的で購入しました。
使ってみると、本当にストレスフリー&バーサタイルな感じで、使いやすいです。

TD-Zは2000年頃発売のリールですが、これのおかげで長らく使えるリールになりました。
2020-01-11-001.JPG

スペック

製品名 DAIWA I'ZE FACTORY STEEZ SV 105 スプール
糸巻量 ナイロン:12lb 40m~80m、14lb 35~70m
対応機種 STEEZ SV-TW
STEEZ LTD
STEEZ LTD TN
STEEZ SV
STEEZ
SS SV
TD-Z
自重 10g

スペック上は10gでしたが、実測は12gでした。
2020-01-11-003.JPG

ちなみにTD-Z 105Hの標準スプールは15gです。
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プロフィール

新茶
ライトショアジギング熱狂中
最近、シーバスしてます。
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