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このロッドは随分前に購入したのですが、使いどころを見つけられずにいました。
6~7年ぐらい前に淀川でキビレ釣りをしようと思って購入したものです。
ただ、淀川で使うには柔らかすぎに感じ、使うことがなくなってしまいました。

昨年、2~3gのジグヘッドにシャッドテールワームを付け、橋脚に投げ込んで落とし込み、チヌを釣ることができました。
この用途であれば、柔らかめのロッドを活かすことができ、ついに日の目を見ることができたということです。
ということで、この使い方前提で記事は展開していきます。

ザルツ 黒鯛モデルとは

メジャークラフト社が販売していたミドルクラスのロッドです。
2010年頃のロッドだったと思いますので、今となっては非常に古い製品です。

メジャークラフト社のチニングロッドとしては最も古い部類ではないでしょうか?
このシリーズでは7.6ftだったのですが、後継製品では7.8ftで設計されているイメージです。
個人的にはこの長さが気に入っています。

製品名 メジャークラフト ザルツ ZAT-762L黒鯛
継数 2
全長 7.6ft
仕舞 -cm
自重 約95g(計測値)
対応ルアーウェイト 2g - 10g
テーパーデザイン レギュラーファースト
その他の特徴 ステンレスフレームKガイド
定価 15,000円

外観

無骨な感じですが、黒い外観に赤色の装飾が入るデザインです。
最近のものと見比べると、少し古臭いですかね。
2023-01-09-001.JPG

良い点

(1)繊細なティップと力強いバット
パワー表記はL(ライト)ということで、非常に繊細なティップを持っています。
2gや3gのジグヘッドを飛ばすには申し分のない感じです。
より重いルアーを飛ばすのには心もとないので、大河川には向かないような感じがします。

それではアジングロッドやメバリングロッドでいいのではという考え方もあると思います。
このロッドは太目でパワーのあるバットを持っていることで、不意の大物にも対応できました。

↓は50cmぐらいのシーバスですが、橋脚から引き離してキャッチできました。
2022-11-06-003.JPG

悪い点

(1)用途が合わないと使いづらい
パワー表記をしっかりと理解しろって話なのですが、非常に繊細なロッドです。
大河川で遠投してみたいな淀川スタイルには合わないと思います。

これを悪い点と捉えるのは酷かもしれませんが、オールラウンダーではないということです。

その他

(1)適したルアー
テキサスリグとかフリーリグよりは軽量ジグヘッドが合っていると思います。
2gや3gといった軽量なジグヘッドであれば、ロッドのポテンシャルを引き出せると思います。

(2)重量
メーカーは標準自重は出していないので量りましたが、95gでした。
非常に軽いので、使っていても疲れません。

(3)長さ
7.6ftとチニングロッドとしては標準的な分類だと思います。
小場所とかでキャスト精度が求められる場面でも扱いやすいです。

(4)テーパーデザイン
レギュラーファーストです。

(5)ガイド
ガイドはKガイドが採用されています。
ザルツシリーズはトラディショナルなガイドが採用されているものが多いので、少し特殊です。

総評

このロッドを通して、用途に応じて適材適所でロッドに対する印象が変わるのを痛感させられました。
使い道という点では幅の広さは少ないロッドですが、嵌れば非常に良いロッドです。
都市型河川である神崎川でのシーバスゲームで試したスピニングロッド3本目です。
普段はベイトタックルを使っており、そちらは個人的にベストなタックルが出来上がっています。
スピニングタックルは色々と模索しておりますが、使い勝手でベイトに敵わない状況のため、模索が続いています。

比較的短距離、ストラクチャー狙いの釣りを行っているので、取り回しの良さとキャストアキュラシーを重視しています。
1本目のPEエボリューション PE-782LLはロッドが柔らかすぎて、私の腕前ではキャストアキュラシーが維持できず。
2本目の初代Foojin'Z ネオンナイト83Lは硬さは好みであるものの、古いロッドのために重くて疲れる。

方向性は2本目のものがよかったので、今回は2代目 Foojin'Z ネオンナイト83Lを試してみました。
より新しいものは85LXと長くなっており、83Lでも長いなと感じておりますので、選択しから外しています。
(いや、触ってみたいのは間違いないのですが!!)

2代目 ネオンナイト83Lとは

SPARTAS(スパルタス)、現APIA(アピア)が2006年に発売したシーバスゲームのシチューエーション特化ロッドです。
村岡 昌憲氏が開発に携わった湾奥攻略に特化したロッドで、2003年に発売されたネオンナイト83Lの後期機種です。
このロッドにはULTIMATE BAY AREA SPECIALという愛称?が付けられています。

さらに後継製品として、Foojin'AD及びFoojin'Zでネオンナイト85LXというモデルが販売されています。

製品名 APIA(SPARTAS) NEW Foojin'Z ネオンナイト83L
継数 2
全長 8.3ft
仕舞 -cm
自重 137g
対応ルアーウェイト 5g - 20g
テーパーデザイン ファースト
その他の特徴 チタンフレームSiCガイド
定価 51,000円

外観

黒ベースに赤色が入る感じです。
旧モデルと比べると全体的にシャープな印象です。
2020-06-14-001.JPG

ガイドについてはPEライン利用を前提としているのか、旧モデルより小径となっております。

良い点

(1)飛距離
ブランクスに秘めているパワーが凄いです。
軽く投げただけでもルアーがぶっ飛んでいきます。
前作のものよりはるかにパワーがありますので、最初投げるときには気を付けた方がよいです。

(2)キャストアキュラシー
ロッドが硬めなのですが、しっかりと曲がる、そしてブレがない感じがします。
おかげで以前に試したロッドよりは正確に投げることができます。

悪い点

普通に悪い点はありませんが、私としては完璧なロッドではありませんでした。
それについては総評で書きます。

その他

(1)適したルアー
ほぼロッド表記通りの5-20gが適していますが、もう少し重いルアーも全然投げれそうなパワーがあります。
ミノーやバイブレーションを狙って打ち込むというのが、上手いこと行きます。
これは力まずにも十分に飛距離が出せるからだと思います。

(2)重量
137gと前作よりは25g軽くなっています。
それでも手数を多く投げていこうと思うと、ちょっと疲れます。
(私が華奢なのだろうか?)

(3)長さ
8.3ftと一般的なシーバスロッドよりは若干短めです。 個人的には短いロッドが好きなので、もっと短くてもよいかも。

(4)テーパーデザイン
ファーストテーパーです。
このテーパーデザインがキャストアキュラシーに寄与しているように感じます。

(5)ガイド
ガイドはトラディショナルなチタンフレームのYガイドです。
前作よりガイドサイズは小さくなっています。

総評

今までに購入したロッドと比べると、一番正解に近いのですが、何かが少し違います。
もう少し重量が軽い方が、キャスト時に疲れなくてよいかなと思います。
あとは長さも短い方が、よりコントロールしやすいと感じました。
7フィート台でより軽量なロッドでキャスト感のよい、そんなロッドを引き続き探していきたいと思います。
(ナチュラルセブンとかよさそうかなと思いますが、重量はこれと同じ感じなんですよね。)

私のロッド選びジャーニーは続く。
都市型河川における釣りではベイトタックルを使っており、nada. ND762MCというロッドを愛用しています。
自分の釣りには非常にベストマッチと考えていますが、他のタックルも使ってみたくもなります。

シーバス用のベイトタックルとして販売されているものの多くは8フィート以上のものです。
一方、私のタックルは7.6フィートとやや短い。
(とはいえ、バス用と比べたら長いわけですが...。)

世の多くのシーバス用ロッドが長寸であるということは、それには利点があるのだろうと思い、百聞は一見に如かず。
試しに安売りされていたメジャークラフト スカイロード SKR-B842Lを購入してみることにしました。

スカイロードとは

メジャークラフト社の中ではミドルクラスぐらいのロッドでしょうか。

メジャークラフト社から現在発売中のロッドでは、
ファーストキャスト ⇒ ソルパラ ⇒ クロステージ ⇒ スカイロード ⇒ N-ONE(エヌワン)の順で高価になります。

製品名 メジャークラフト スカイロード SKR-B842L
継数 2
全長 8.4ft
仕舞 約130cm(計測値)
対応ルアーウェイト 7g - 23g
テーパーデザイン レギュラー
その他の特徴 SICリング K&KRフレームガイド
マイクロピッチクロスフォース
定価 16,000円

外観

全体的にブラックでマイクロピッチクロスフォースの柄が特徴的です。
2020-02-11-005.JPG

全体的にはコルクとかが入っているわけではなく、派手さはない印象です。

良い点

(1)コストパフォーマンス!!
良い点は何と言っても安いことです。
シーバス専用設計のベイトロッドは需要も少ないのか、そもそも高価です。
(逆に言えば、専用設計に拘らず、バスロッドで探すのが種類も豊富でよい気もしますが...。)

悪い点

(1)Lパワーの割に固め
ロッドはスペック上、Lパワーなのですが、思ったより固めでした。
スピニングタックルの硬さのイメージでいると、ちょっと違うかなと感じると思います。
(一概に悪い点とは言えませんが、購入時に触ってみるのが重要だと思います。)

水を咬むルアーだとティップの硬さから、少し疲れるようにも感じました。

(2)少し重く感じる
キャストした感じからすると、少し重く感じます。
小場所で護岸際や橋脚際にルアーを投げ込むのに使いたいと思っていましたが、長さもあって少し難しく感じました。
恐らく、設計者の考える用途と私の用途が合っていないのだと思います。
なので、小場所でタイトにルアーを打ち込む目的では悪い点になってしまうものだと思います。

その他

(1)適したルアー
18gのメタルバイブを使ってみましたが、巻き抵抗が大きいルアーでは少し疲れました。
巻き抵抗がそこそこなミノーやバイブレーションがよいかと思います。

(2)長さ
長さは8.4フィートです。
個人的にはタイトにルアーを打ち込むには長く感じました。

(3)テーパーデザイン
レギュラーテーパーです。

(4)ガイド
SICリングのK&KRフレームガイドです。
ガイドとしてはミドルクラスとしては標準的かと思います。

総評

ベイトタックルということで、個人的にはタイトにルアーを打ち込む用途で使おうと考えていました。
ただ、8フィート台の長さは、私には取り回しが難しいように感じました。
都市型河川の釣りでは橋の下など、高さの限られる場所もありますので、バスロッドの方が好ましいと感じました。

こういう用途なら使い道があるみたいな話があれば、教えていただきたいものです。
そういう話が聞ければ、色々と視野を広げられると思いますので!!

ついこの間、65cmのサゴシを仕留めてくれたので、記念にレビューを書きたいと思います。
一度はライトゲーム アングラーを志したものの、繊細な釣りが私には難しく、出番が少ないこのロッド。

比較的軽量な20gまでのメタルジグに対応できることに気づき、活躍の場を見出しました。
こんな感じなので、ライトゲームとしてのレビューは期待しないでください...。

ザルツ ロックフィッシュモデルとは

メジャークラフト社が販売していたミドルクラスのロッドです。
(ミドルクラスといっても、メジャークラフトは低価格なので、他から見たらエントリーやや上ぐらい?)

ライトゲーム アングラーの道を志したため、メジャークラフトのロックフィッシュロッドは以下の3つ持っています。
  • ソルパラ SPS-T762M
  • KGライツ KGL-T732M
  • ザルツ ZAT-T732M

この3つを比較すると、もっともペナペナなのがソルパラ。
最もブランクスが細いのがKGライツ。
最も張りがあるのがザルツ。

特徴は三者三様です。
一番頼りないけど、恐らく食い込みがよいのがソルパラ。
バランスに優れているのがKGライツ。
そして同じロックフィッシュロッドなのかと思うほど強いのが、ザルツです。

明らかにブランクスに太さがあり、張りがあるザルツ。
メタルジグを使ったライトゲームに最適なように感じます。

製品名 メジャークラフト ザルツ ZAT-T732M
継数 2
全長 7.3ft
仕舞 -cm
自重 87g
対応ルアーウェイト 0.5g - 7g
テーパーデザイン レギュラーファースト
その他の特徴 ステンレスフレームSiCガイド
定価 15,000円

外観

外観は黒ベースに赤の装飾が入っています。
今風のロッドはカーボンテープが巻かれているのが多いので、ちょっと古臭い感じですかね。
2019-06-02-001.JPG

特徴的なのはチューブラーロッドですが、ティップ部分が白く塗装されている点です。
ナイトゲームでティップを視認しやすくなるように工夫されています。

良い点

(1)20gまでのメタルジグに最適
よもや何の話だということですが、張り具合からメタルジグに向いています。
自己責任にはなりますが、私は20gまで投げています。

流石に20gになると、アクションは仕切れないので、ファストリトリーブでジグを動かす感じになりますが...。
でも小型回遊魚には早巻きが効く気もするので、ちょうどよい気もします。

悪い点

(1)メバルには張りが強い
張りの強さが特徴ですが、繊細なアタリには食い込まないので、しっかりと合わせる必要があると思います。

その他

(1)適したルアー
メタルジグに向いています。5g~20gまで狙いものに合わせてお好みでどうぞ。

(2)重量
公式な表記はありませんが、大体87gぐらいです。
メバルロッドとしては普通かな?

(3)長さ
7.3ftはとても扱いやすいです。
海釣りでは短いですが、先述しているとおり、メタルジグで使っているので、飛距離は十分でます。
私の場合は、ライトショアジギングで疲れた時に使うサブロッドとして使っていますので、短くて軽いのはメリットです。

(4)テーパーデザイン
レギュラーファーストテーパーです。

(5)ガイド
Kガイドではありませんが、ティップ部にLDBガイドを取り入れるなど、ライントラブルが少なくなるように工夫されています。
使っていて特に不自由に感じたことはないです。

総評

もう発売から10年も経過しているロッドですが、個人的には名竿かなと思います。
中古価格も非常に下がっていますので、メタルジグを使う人は試してみても面白いかも。

都市型河川である神崎川でのシーバスゲームで試したスピニングロッド2本目です。

シーバスゲーム黎明期に登場したロッドであるネオンナイト83L。
湾奥、都市型河川に求められるベーシックな機能を有しているはずと中古で入手しました。
最終的にはタチウオのワインドゲームで活躍していますが、このロッドについて感じたことを述べてみたいと思います。

初代 ネオンナイト83Lとは

SPARTAS(スパルタス)、現APIA(アピア)が2003年に発売したシーバスゲームのシチューエーション特化ロッドです。
村岡 昌憲氏が開発に携わった湾奥攻略に特化したロッドで、2006年には2代目が登場しています。

さらに後継製品として、Foojin'AD及びFoojin'Zでネオンナイト85LXというモデルが販売されています。

製品名 APIA(SPARTAS) Foojin'Z ネオンナイト83L
継数 2
全長 8.3ft
仕舞 -cm
自重 162g
対応ルアーウェイト 5g - 15g
テーパーデザイン ファースト
その他の特徴 チタンフレームSiCガイド
定価 39,800円

外観

ブランクスもグリップも黒色で、所々に赤色が指しているデザインです。
所々、ドラゴンの絵が入っており、中二病心をくすぐります。
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それでも、少し無骨すぎるように感じたので、私のロッドはコルクグリップに改造しています。
2018-11-16-001.JPG

良い点

(1)適度なハリ、シャープなブランクス
ロッド表記はLですが、適度な硬さのおかげで、軽いキャストで飛距離がでます。
また、キャストアキュラシーも中々いい感じです。
ルアー表記は5-15gとなっておりますが、20gぐらいなら余裕で投げられます。

(2)フロントグリップ
フロントグリップが長くなっているため、ワインドに非常に向いています。
おかげさまで、ワインドでタチウオを狙うのに重宝しています。

悪い点

(1)重い
2003年発売のロッドと古いので、今となっては少々重たい。
手返しよくストラクチャーを撃っていくことを思うと、もう少し軽いのがよいなぁ。

(2)PEライン非対応のガイド
これも発売日からしたら仕方がないのですが、トラディショナルなガイドなので、絡んだら手で外さないといけないです。
Kガイド系はルアーを動かせば、よほどひどくない限りは絡んだのがほどけたりするので、少しだけデメリットに感じます。

その他

(1)適したルアー
ほぼロッド表記通りの5-15gが適していますが、上限は20gぐらいまでは使えます。
最も適しているのはマナティ90を使ったワインド釣法だと思うんですけどね。

(2)重量
162gと重めです。最近のロッドと比べるとストラクチャーをバンバンと撃っていくのには疲れます。

(3)長さ
8.3ftと一般的なシーバスロッドよりは若干短めです。
個人的には短いロッドが好きなので、よい長さだなーと思っています。

(4)テーパーデザイン
ファーストテーパーです。かけたときにはティップが入ってくれるので、中々良いです。

(5)ガイド
ガイドはトラディショナルなチタンフレームのYガイドです。

総評

都市型河川である神崎川で使うために購入したロッドですが、もっぱらワインド釣法で使っています。
古いロッドでもよいロッドというのは、時がたっても色あせないものだなと感じています。

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プロフィール

新茶
ライトショアジギング熱狂中
最近、シーバスしてます。
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